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入所者の方が不幸にしてお亡くなりになった場合、その葬儀において、担当した職員が園を代表して弔辞を読みあげます。このことは担当職員が誠心誠意勤めなければ、とうてい弔辞の文を作り読みあげることはできません。職員の気持ちが伝わった時の感激と、お世話させていただいた感謝の思いをあらわす弔文の一例をご紹介いたします。
 「人間愛」
園長 佐藤靖久
 謹んで林アキ子様のご霊前にお別れの言葉を申し上げます。
 命あるものは必ず死を迎え、相合うものはいつか別れるとはいえ、鬱陶しかった梅雨がやっと明け、一転して暑い毎日となり、特に暑がりでありましたあなた様は団扇で煽いでさしあげると「ああ、気持ちいい」と言われておりましたね。

 昨年の八月六日に入所され、一年に満たない短い期間ではありましたが、お声かけにはいつも言葉は少なかったものの明るい表情で常に返してくださいました。「そうかえ、ほんとやなあ」。明け方には「お米は足りるかえ、卵は大丈夫かえ」主婦として母として朝ごはんの支度を気にされていたようでした。常にご家族、お子様方を気遣われていたようでした。
 二十一日に発熱があり、翌日は受診の予定でありました。深夜一時にお伺いすると、まだ休まれておらず、血圧も124と76で安定していました。「大丈夫ですよ」とお伝えすると、うなずいてくださいましたね。

 ご一緒させていただく中で病まなければわからない苦しみ、病まなければ聞けない言葉、病まなければ得ない感謝の心、病まなければ結び得ない信頼感、病まなければ施すことのできない労りの愛、健康な人に見だすことのできない人間愛を学ばせていただきました。入所後、体調を崩され三度の入院をされましたが、そのたびごとにお元気になられたのも二日に一度、欠かさずご面会に見えられた姪のアイ子様の励まし、遠方より幾度となく足を運び付添っていただいたご二男様やご長男の奥様のお陰と頭の下がる思いでいっぱいです。

 林様、八十九年の長い人生お疲れさまでした。どうぞご主人様、ご長男様とゆっくりお過ごしくださいませ。そして皆様をお見守りくださいませ。
 なお、この時間に合わせて職員、利用者様一同で黙とうを捧げさせていただいております。どうぞ、いやましおん安らかに、おん和やかにとこしえの眠りにつかれますよう謹んでお祈り申し上げます。


   平成22年7月24日
    高齢者福祉総合センター 温水園
    園長  佐藤靖久

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